観劇レポ(復刻)/暁のヨナ〜緋色の宿命編〜

暁のヨナ~緋色の宿命編~です。
花とゆめで人気の少女マンガで舞台にもなってます。今回はキャストを一新しての舞台公演となります。そのヨナ姫の主役が我らが生駒ちゃん、仕えるボディーガードにDish//の矢部昌暉君です。他にも若手の期待のキャストが固めている舞台。アンサンブルの華やかさもありますがほぼ舞台としては高い舞台になりそうです。まず、驚いたのが「映像ないの?」です。華やかな映像演出を一切やりませんでした。なんかやりそうな感じしたんだけど。役者の演技勝負のみです。演出も小芝居、小細工なし、殺陣も生駒ちゃん意外はマジもんでやっており、正に役者勝負でした。
暗転の流れもスムーズ、殺陣ももたつかず、さらに役者陣の気迫も感じ、時間が経つのがわかんないくらいの楽しさ、前後半なのでもたつくかな?と思えばまったくそんなことありませんでした。ハク役矢部昌暉君、ジェハ役の西川俊介君のアクションの圧巻さ!さすがニンニンジャーである。さらに印象が薄くなるがシンア役の奥谷知弘君もポイントを掴んでいるし、最後に仲間になって終わる木津つばさ君もしっかり締めていた。木津君はちょこちょこくるんだけどもうちょいインパクト残せればなんとかよかったが他のアクが強いので仕方ないか。前半戦がとにかく勝負で、矢部君の奮闘で本当に話がうまく進んだ印象です。実は、生駒より矢部君の方が重要な役だったと思いました。後半は逆に主導権は築山万有美さんが握っていたんだよな。海賊の頭という役所でどうやっても彼女の役がキーでここが一気に狼煙をあげなきゃコケる。ここをしっかりやったからこそ生駒の囚われの場面が一気に動き、全員の殺陣が迫力があり楽しめた、という所です。ここもやはり西川無双。とにかく殺陣のシーンは矢部君もキジャ役の山本一慶君も前半は素晴らしかったが西川君が全部持って行きました。本当にスキのない舞台でトラブルもなく最後までヨナと突っ走っていった舞台だったと思います。生駒まったく語りませんがまったく悪くなかったです。宴の舞のシーンもよかったし、何より生駒正反対のヨナ姫なわけでありギャップも見事クリアーしてましたし。ただ、この舞台は生駒の「いいものを作る」という思いがしっかり出ていました。全体、全キャストまったくもって素晴らしかったです。

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